おじいちゃんのヴァイオリン

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先日、友人からの誘いでクラシック演奏会にお邪魔させていただきました。
クラシックとはほぼほぼ無縁なわたくしですが、その友人達はみな音大からの
仲間同志であったようです。

皆様その演奏の素晴らしさには目をみはるものがありましたが、私の心が「キュン」と
掴まれたのは「おじいちゃんのヴァイオリン」です。

よく「なきのギター」なんていう表現がありますが、それこそ私には
「なきのヴァイオリン」・・・?
そのように聴こえた(笑)素晴らしく、そして感動の演奏でありました。

その感動を胸に秘めながら後日、友人からそのおじいちゃん(先生?)の
お話しをうかがうところ、、、やはり、その方の現在の心境がヴァイオリンに
奏でられていたんだなぁ~と、腑に落ちたような感じでした。

きっと音楽家として頂点に登りつめ、しかも、傍からそう観えても自分自身では
まだまだ極めきれていない不完全さとか、、、にも関わらず知らず知らず年が重み
身体も自由に動いてくれなくなる老いを感じ、、、諦めたくても諦められない
ヴァイオリン奏者としてのプライド。。。諸々

愛、情熱、哀愁etc、、、その全てがその「おじいちゃんのヴァイオリン」から
伝わってきたのだなぁ~と。なるほど、その奏でに涙がこぼれる意味があらためて
わかったような気がします。

よく母が言っておりました。

「人間、一度の人生くらいじゃその人を愛しきれない」と。
・・・
この人、凄いこと言うなー、とその時は思っておりましたが、、、

なんだか最近ではその言葉が頭から離れない・・・
そんなこんなの今日この頃であります。♬♪(^^♪

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